「やあ! 僕、邪神! でも、悪い邪神じゃないよ!」 不慮の事故で死んでしまった俺たちクラスメイトを転移させたのは、そんなことを言う邪神(仮)。 希望のスキルを作ってくれてサポートもバッチリ。これって邪神じゃ無いよな? ――そんな風に思った時もありました。 甘かった。安易にチートで無双とか考えたクラスメイトはたぶん、残念な結果が待っている。 だって、彼はチートなんて無いと最初に明言していたのだから。 自業自得なんだろうけどな。 俺? 俺は幼馴染みたちと、堅実にのんびり生きていきます。ゲームっぽい世界でも、ゲームじゃ無いんだからさ。