妾の子として伯爵家に生まれたイアナ・ロベルシュタイン、その出自を理由に一族、果ては自身の母親にさえ疎まれて育った。
呪われたかのような運命に抗うため彼女は剣を手に己の人生を切り拓いていったが、皮肉にもその剣によって、強く惹かれあった男との対決の末に人生の幕を閉じる…
しかし、彼女が再び目を覚ますとイアナ・ロベルシュタインとしての二度目の人生が待ち受けていた!
「もし生まれ変われるものなら…お前に剣を…捧げよう――」
最期の時、自分自身の命を奪った男への願い、今度こそ叶えられるのか?
反逆の女騎士、二度目の人生が今、始まる――